Attitude #30

日本のロックバンド

Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)の4枚目のアルバム。

 

2019年10月2日リリース。

イントロの「InsPirATioN」を含めると

なんと17曲、約62分の豪華盤である。

 

「青と夏」「僕のこと」「ロマンチシズム」「How-to」

インフェルノ」「lovin'」「Folk tale」

の実に7曲が映画やCM、アニメなどに使われている。

 

タイトルの「Attitude」とは、

英語の直訳では

「態度、心構え、気持ち、考え、意見、姿勢、身構え」

という意味。

 

2曲目の「Attitude」は、

このアルバム全体を作った思いや姿勢、

心構えを示した象徴的な曲となっている。

 

ノリのいい曲に皮肉や棘、言葉遊び、

そして熱い思いのこもった曲である。

 

A.t.Ti.Tude(アティティティチュード)」が、

「アーティストチュウドク」になるところが

Mrs. GREEN APPLEらしい。

そう、もう聞いている自分たちは

すっかりMrs. GREEN APPLE中毒だ。

 

インフェルノ

「CHEERS」とノリのいい曲が続き、

 

「僕のこと」でいったん頂点に達する。

 

 

でもね、僕は何かに怯えている

みんなもそうならいいな

 なんて暗くて弱気なところから始まって、

僕らは知っている

奇跡は死んでいる

努力も孤独も

報われないことがある

 なんて救いがない気もするけど、

でもそれでも

だけどね

それでもね

今日まで歩いてきた

日々を人は呼ぶ

それがね、軌跡だと

 

ああ なんて素敵な日だ

幸せに悩める今日も

ボロボロになれている今日も

 

ああ 息をして踠いている

全て僕のこと

あの日の僕らのこと

 と、言い切ってくれることに、

そこに最大級に盛り上がったメロディと

演出を入れて盛り上げてくれることに

なんだか救われる。

 

生きてて大人になることって、

キレイなことばっかじゃないし、

奇跡なんてほとんど起こらないけど、

自分の暗いところも

汚いところも

それも認めて、そのうえで

「ああ なんて素敵な日だ」って言ってるんだなと。

 

 

そのあとは

「青と夏」でキラキラした青春に戻り、

16曲目の「Circle」でしっとり終わると思いきや、

17曲目「Folktale」で

さらっと風のように、

前に進んでいく。

 

そんな印象のアルバム。

どの曲も新しくて

それでいてMrs. GREEN APPLEらしい。

 

最後の曲を聴き終わったら、

また最初から聞きたくなる。

ヘビロテ必至のアルバム。

 


そのほかで自分のお気に入りの曲は、

「ロマンチシズム」と「CHEERS」


「ロマンチシズム」は片想いの楽しくもモヤモヤする感じと

それが両思いだったときのキュンとする感じがいい。


「CHEERS」はとにかくノリのいい曲で、

生ぬるいジュースでも思わず乾杯したくなる。


けど、よく聞くと歌詞はけっこう醒めてて、

だけど、最後は

「不安ばっかの人生悪くもないよ」と言ってみるんだ

笑いあえる今日が私の

「幸せ」と呼べる対価


遣る瀬無い日々だからこそ笑おうか

さぁ泣いてもメゲても良いから

まだまだ行こうか

 と、元気づけてくれてるところが前向きになれていい。


 

1.InsPirATioN

2.Attitude

3.インフェルノ

4.CHEERS

5.Viking

6.ProPose

7.僕のこと

8.青と夏

9.クダリ

10.lovin'

11.Ke-Mo Sah-Bee

12.ロマンチシズム

13.嘘じゃないよ

14.How-to

15.Soup

16.Circle

17.Folktale

 

 

 

 

Attitude(通常盤)

Attitude(通常盤)

 
Attitude

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