ミュージカル「ファントム」2023年公演 #64
ミュージカル「ファントム」は、
モーリー・イェストン作詞作曲、
アーサー・コピット脚本によるミュージカル。
アンドリュー・ロイド・ウェバーの「オペラ座の怪人」と原作は同じだが、
「オペラ座の怪人」はクリスティーヌの視点で描かれているいっぽう、
「ファントム」は、ファントム(本名:エリック)視点で描かれている。
また、「オペラ座の怪人」では出てこない、
ファントムの父母の話が出てくる。
「オペラ座の怪人」には、「アイーダ」や「フィガロの結婚」など、
劇中劇でオペラの曲が登場するが、
「ファントム」は、すべてオリジナル曲である。
*感想*
「ファントム」は、初見だったのですが、
原作が同じでも、
「オペラ座の怪人」とこんなに違ったミュージカルになることが
驚きだでした。
どちらもよかった。
「ファントム」のエリックとクリスティーヌは、
「オペラ座の怪人」の2人に比べて、
幼い印象を受けました。
エリックの狂気が、
外の世界を知らなことや、
壮絶な生い立ち、そしてまだ幼いということから来る印象だった。
また、クリスティーヌの純粋さが、
ときには、とても残酷になるということも感じたりした。
グラール・キャリエールについても、
仕事人としてはいい人だったけど、
男としてはサイテーだったり・・・・・・。
それでも、最後になんだか感動するのは、
サイコーなところと、
サイテーなところが混ざってできているのが人間で、
自分もそんなところがあるからなんだろう。
ちなみに、自分の行った8月24日公演は、
ファントム(エリック):加藤和樹さん
クリスティーヌ・ダーエ:真彩希帆さん
フィリップ・シャンドン伯爵:城田優さん
カルロッタ:石田ニコルさん
グラール・キャリエール:岡田浩暉さん
でした!
そして、
モーリー・イェストン作詞作曲、
アーサー・コピット脚本によるミュージカルといえば、
ミュージカル「NINE」と同じコンビ!
今回の演出が城田優さんなので、
城田優さんの好みなのかもしれません。