辻井伸行 ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール優勝10周年記念 特別コンサート  #9

2019年8月30日、
大阪のザ・シンフォニーホールにて開催

1.ベートーヴェン ピアノ協奏曲第23番
2.シューマン ピアノ五重奏曲
3.ショパン ピアノ協奏曲第1番
アンコール:リスト ラ・カンパネラ

どれも、最高!
ピアノの表現力と人生経験は比例するのかどうかわからないけど、
辻井伸行さんのピアノは、
時に表情豊かで、時に力強く、時に繊細で、
ピアノを弾いているときは、別人格が降りてきたようだ。
ピアノを弾いてない彼もチャーミングで好きだけどね。

協奏曲などを全部弾き終わって
きっと疲れているであろうに
超絶技巧のラ・カンパネラを入れてくるところに
彼の技術の高さや思い入れ、自信などを
いろいろ考えてしまう。

フィギアスケートでいうなら
フリーの最後のほうに
4回転ジャンプを入れるような
イメージだ。

つまり、アンコールも最高だったってこと。


三浦文彰さんのエスコートは
いつも通りのせっかちさと雑さだったけど、
そこが彼の魅力かもしれないw
イメチェンなのか
日焼けしてメッシュ入れてました。
辻井伸行さんとの仲のよさを
垣間見るひととき。


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実はこの公演、
立ち見席での鑑賞だった。
コンサートの存在を知ったとき、
すでに東京公演は売り切れ。

大阪公演もS席と立ち見
以外売り切れてしまい、
さんざん迷って購入したのが
この席である。

値段はS席の約半額である。
他の会場はもちろん立ち見なんてなかったんだけど
大阪公演のみ立見席があった。
最初は「大阪らしいな~」なんて
やや偏見をもって見ていたけど、
立ち見でも行ってよかった。

足は疲れたけど、
1階席の一番後方、
中央当たりの
いい場所で鑑賞できたのだから。
一生の思い出に残るコンサートのひとつになるだろう。

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