ベルリンフィルハーモニー管弦楽団来日公演 ズービン・メータ指揮 2019/11/22 #26

東京、赤坂にある
 
交響曲第8番 ハ短調
[ノヴァーク版 第2稿(1890)]
 
のみのプログラム。
1~4楽章で約1時間20分。
演奏するのはもちろん、聞くのにも体力が必要な大曲である。
 
ズービン・メータは1936年生まれ、
インド出身の指揮者で、
世界で最も尊敬を集めるマエストロの1人。
 
恰幅のよい体格で堂々と指揮をするのが特徴の指揮者だが、
昨年は体調不良で公演中止のこともあったとか。
今回は杖をついて登場。
指揮台にスツールを乗せて座っての指揮だった。
 
それでもエネルギッシュな演奏は健在だったし、4楽章の最後、クライマックスのところで立ち上がって指揮をしていたのを見て感動した。
 
1楽章からずっとこらえていた拍手の衝動を、最後に一気に爆発させる。
 
学生時代にその存在を初めて知ったベルリンフィルハーモニー管弦楽団
それ以来約20年。やっと聞くことができて感動した。
そのころ部活で曲が決まると、原曲のCDを聴き込んだものだった。その中にズービン・メータ指揮の曲もたくさんあった。ブルックナー交響曲第8番は初めてだったが、コンサートで聞けてよかった。
間違いなく、一生の記念に残るコンサートの一つになった。
 
 
 

ブルックナー 交響曲第8番 ハ短調

[ノヴァーク版 第2稿(1890)]
 
第1楽章 アレグロモデラー
第3楽章 アダージョ
     荘厳にゆっくりと、しかし引きずらないように
第4楽章 フィナーレ:荘重に、速くなく
 
18:30開場 19:00開演
 

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2019_11_16 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 


いよいよ来日を直前に控えたズービン・メータ氏よりベルリンからメッセージが届きました。