朝焼けの唄 #12

90年代後半に活躍した日本のロックバンド

MOON CHILDの3rdアルバム

POP AND DECADENCE収録。

 

歌詞↓

http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=E03945

 

せつない愛の歌。

歌詞にカタカナが一切出てこない曲は

MOON CHILDでは珍しい。

 

「抱きしめて 呆れるほど接吻(くちづけ)して」

るのに

「夜の冷たさはまるで」

「心が千切れるほどにせつなすぎる」

「知りすぎた 淋しさの行方なんて」

「聞かないで」

「せめて 今は」

「清らかにふざけていようよ」

 

今、愛のただなかにいるはずなのに、

何もかも終わった後振り返っているような。

なんとも矛盾した感じが心にひっかかり、

美しいメロディーとともに印象に残る。

 

AメロとBメロの間の

「もっと激しく」

のメロディーはガラッと調子が変わって

目が覚めるような感じだけど、

Bメロで回想に戻る。

 

そして、

続くサビで

(たぶん)終わった愛の涙や

「忘れられない胸の痛みも」

「いつか消えてゆく 哀しみに」

「暮れゆく空は朝焼け」

と、明日に向かって

前に進んでいく。

「いつか消えてゆく」の

「き え て ゆ く」

に8分音符をゆっくり1音ずつ割り当ててるのも印象的。

 

「せつないせいつないせつないただそれだけで」

「心分けあえる気がした」

「まるで子どものように」

 ってところ、

なんかわかる気がする。

 

 一番最後の

「失うために僕等なにも生まれてきた訳じゃない」

「歩き出した街の空に」

「白け顔の朝焼け」

ってところも印象的。

 

せつなくて、悲しいけど、

それでも前を向いていける、

とても好きな曲だ。 

 

朝焼けの唄

朝焼けの唄

 
朝焼けの唄 LAST LIVE

朝焼けの唄 LAST LIVE "Pop & Decadence"@渋谷公会堂(1999.2.24)

 
朝焼けの唄

朝焼けの唄

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MOON CHILD  LIVE'99 朝焼けの唄