グロリア #6

1990年代後半に活躍した

日本のロックバンドMOON CHILD

10枚目のシングル。

1998年11月26日リリース。 

コーラック」のCMソング。

 

この曲がシングル曲だったということが、

一番ロックだと思う。 

 

曲はノリノリのギターポップ

好きな感じ。

 

歌詞はかなりきわどい。

→  http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=E03946

 

 

ベスト盤の解説には、

「佐々木がずっと作品のテーマの一つに上げていた『シニカルとリスペクト』が混在するギターポップ」とある。

 

この曲をシングルにしたのは

何かの挑戦か

それともヤケだったのか。

とにかく今までのMOON CHILDとは

全然違う感じの曲だし、

そのあとの曲も含めて

どれとも似ていない。

 

 PVもすごく凝ってて面白い。

何かのパロディかなんかなんだろう。

あと、佐々木収さんが

「頭金髪のお坊さん」みたいになっている。

 

 

当時音楽配信YouTubeが主流になっていたら

もっと売れたかもしれないなと思う。

 

グロリア

グロリア

 

 

MOON CHILD_グロリア - YouTube

 


MOON CHILD_グロリア

 

ちなみに

この曲のイントロは、

70年代後半~80年代初めに活躍していた

アメリカのロックバンド

ザ・ナックの「マイ・シャローナ」に似ているらしい。

 

聞いてみたら、

洋楽に詳しくない自分でも

聞いたことのある(題名は知らなかったけど)

曲だった。

そしてグロリアのイントロにちょっと似てる。

 

マイ・シャローナ ザ・ナック - YouTube


マイ・シャローナ  ザ・ナック

 

ザ・ナックは

ビートルズの再来」というキャッチコピーで

プロモーションされ、

マイ・シャローナが世界的にヒット。

しかし、その後ヒットに恵まれず解散。

一発屋の扱いになってるけど、

他にもいい曲はたくさんあったらしい。

 

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ん?なんか聞いたことある話。

いろんなエピソードも含めて

わざと似た感じにしてるとしたら、

皮肉と自虐がキツすぎて、

聞いてるほうの心が折れそうだ。

 

そんなシニカル満載の曲だけど

きっとリスペクト要素もあるから 

また聞きたくなるんだろう。